トラックバック一覧
-
1. ラーメンのルーツを探る (中国・中華料理)
- [ぐ-すか・ぶ-すか中国大冒険!]
- 2005年03月21日 22:56
- みなさんは、ラーメンのルーツをご存知ですか?多くの人は中国がラーメンを生んだと考えているかもしれませんね。でも、実際は半分正解、半分不正解。中国のラーメンと日本のラーメンには2つの大きな違いがあるようです。 そもそもラーメンがいつ日本に入ってきたのでしょうか。調べてみると、どうやら17世紀に伝えられたものらしいです。中国のある儒学者が水戸光圀(黄門様)に中国の食べ物として、紹介したのが中国のラーメンなんだそうです。そういう意味では、日本のラーメンの原形はやはり中国にあるのかもしれません。 ご存知の方も多いと思いますが、日本のラーメンは小麦粉にタマゴと「かんすい」というものを入れて作るのが一般的です。「かんすい」というのは、炭酸ナトリウム・炭酸カリウムを含むアルカリ性の水で、これを小麦粉に加えるとラーメン独特の風味、コシが生まれるのだそうです。そしてこの「かんすい」は、なんと内モンゴルのものが良いとされているようです。まさか日本のラーメンと内モンゴルがつながるとは思っていなかったので、ちょっとびっくりです。 しかし、中国のラーメンにはこの「かんすい」もタマゴも使われていません。見た目も白く、細いので、博多のラーメンやそうめんを思い出す人もいるかもしれません。ここが中国と日本のラーメンの1つの違いでしょう。 もう1つの違いは、麺の仕上げ方にあります。日本のラーメンは粉をこね、延ばした後に包丁で切って麺の形状(細長い)にするようです。うどんやそばと同じ要領ですね。しかし、中国のラーメンはこねた粉を両手で引っ張って延ばしながらどんどん細くしていきます。 これは日本のそうめんと似た製法なのですが、そうめんの製法は奈良時代に中国から伝わったのだそうです。こうしてみると、17世紀以前に麺食としての文化は日本に伝えられていたので、黄門様が初めて食べたと言われているラーメンだけがルーツだと単純には考えられないようです。 最近、中国には日本のラーメン屋さんがどんどんできているようです。日本のラーメンが中国ではとても人気があります。中国人に「日本料理、何か知ってる?」と聞いてみると「ラーメン」と答えます。もとは中国で生まれたラーメン。しかしもはや日本料理の王道を走っているラーメン。 4000年の歴史を越えるなんて、日本人もたいしたものですね。☆ 過去の記事一覧はこちら ☆
コメントする
Archives
Categories
記事検索
Recent Comments
タグクラウド
- blog
- ORIBE
- あさひ
- あんかけスパ
- かつや
- こころ
- じぃえんとるまん
- すき家
- ちゃんぽん
- つけ麺
- まぜそば
- やいちゃん
- カツカレー
- カレー
- ガチ麺道場
- サイゼリヤ
- チキンカツ
- チャオ
- デカ盛り
- ホッピー
- ポルタ
- ラーメン
- ランチ
- ワンコイン
- 愛福楼
- 安城
- 伊勢佐木モール
- 一酵や
- 隠し玉
- 塩ラーメン
- 横浜
- 横浜駅
- 横浜西口
- 王将
- 加一
- 海老名
- 角打ち
- 蒲郡
- 期間限定
- 吉永
- 吉野家
- 京都
- 玉乃光
- 金谷
- 串揚げ
- 鶏白湯
- 桜木町
- 松屋
- 松乃家
- 焼酎
- 焼鳥
- 西横浜
- 静岡
- 川崎
- 相鉄
- 多可能
- 替玉
- 大井町
- 大阪
- 大千居
- 大和
- 中華
- 中華そば
- 中村屋
- 昼飲み
- 天ぷら
- 天王町
- 天下一品
- 天満
- 天六
- 唐揚
- 島田
- 藤棚商店街
- 南森町
- 二俣川
- 日ノ出町
- 日高屋
- 日本酒
- 梅田
- 反町
- 浜松
- 伏見
- 福岡
- 保土ヶ谷
- 蓬莱泉
- 豊橋
- 豊川
- 麻婆豆腐
- 味噌ラーメン
- 未蕾
- 名駅
- 名古屋
- 野毛
- 養生坊
- 立ち飲み
- 老舗居酒屋
- 和え玉
- 炒飯
- 餃子
- 餃子の王将